歯並び相談室

皆様こんにちは!Dr.コウこと大松矯正歯科院長 高 大松(コウ ダイマツ)です。歯並びに関する疑問がございましたらお気軽にお聞かせ下さい!

歯並びの基礎知識

02悪い歯並びの原因は?:カテゴリー一覧

虫歯のお話

  虫歯は生活習慣病の一種で感染症でもあることをご存知ですか?虫歯1.jpg

 

 ブラッシングの回数が少なかったり、上手ではなかったりするとお口の中に汚れが停滞します。
また、食事が不規則で頻繁に間食する方はいつも食べ物がお口に残ったままで口腔内環境の悪い状態が続きます。
生活習慣が虫歯の原因の一つの要因になるため、生活習慣病と言われるゆえんです。

感染症とは風邪やインフルエンザなど細菌やウイルス感染に伴って病気が発症するものを言います。

虫歯も虫歯菌(代表的な細菌:ストレプトコッカス・ミュータンス)の繁殖によって、
虫歯菌が出す毒素(酸)によって歯が溶解していく、感染症の一種です。虫歯2.jpg

ですから、口腔内環境を整えると言うことはお口の中の虫歯菌の数を減らすことです。

規則正しい食生活で(ダラダラ食べをやめる、間食を減らす・・・)お口の中に食べ物がある時間を減らす。
それは唾液の自浄作用や抗菌作用を最大限に生かすためです。

また、ブラッシングによってプラーク(歯垢)を機械的に除去して、虫歯菌の数を減らすという考え方です。

お口の中には常在菌といっていつも細菌たちが一定量存在しています。
それが、口腔内環境のバランスが崩れると細菌繁殖が起こり病気として症状が現れてきます。


ですから、これからブラッシングを行う時は
プラークコントロール=口腔内環境を整える=虫歯菌の数をコントロールすると言う意識でブラッシングを行って下さい。

 

最近の虫歯治療の方法に歯を削らない方法があるのをご存知でしょうか?

それはカリソルブというものです。

カリソルブ(Carisolv) はスウェーデンのメディチーム社より発売されている化学-機械的う蝕除去システムです。
薬剤によりう蝕を化学的に溶解し、手用器具にて除去を行います。
日本では薬事の許可が2007年1月に承認され、2007年11月からデニックス社から市販されています。

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以下デニックス社のサイトからカリソルブの説明を転載します。

カリソルブとは
歯の象牙質のムシ歯部分だけを除去できるシステムです。
弱い濃度の次亜塩素酸ナトリウム溶液とアミノ酸などゲル状の溶液を混ぜて象牙質のムシ歯部分に塗布すると、ムシ歯部分だけが軟らかくなります。
軟らかくなったムシ歯部分を専用のインスツルメントで除去します。


ムシ歯部分にしか作用しないので、健康な部分を軟らかくさせることはありません。
治療中専用のインスツルメントを使用して、手指で除去するので、回転切削器具のようなキーンというような音はしません。
また、回転切削器具を使用して治療するよりも、痛みの非常に少ない治療になります。


歯科用材料として厚生労働省の承認を受けており、安全性に関しても問題ないことが確認されております。


カリソルブでの治療は、痛みは極めて少ないですが、すでに痛みを伴っている場合もしくはムシ歯が神経に達している場合は、麻酔が必要になることがあります。


カリソルブでの治療では、ほとんど往来の回転切削器具を使うことはありません。
但し、歯の表面の硬いエナメル質にはカリソルブは作用しませんので、カリソルブをムシ歯に到達させるために、往来の回転切削器具でエナメル質を削ることはあります。


カリソルブでの治療は、保険適用にはなりません。保険外の治療となります。

以上カリソルブのメーカー説明です。


適応症について書かれていませんでしたので、少し補足しますと・・・

C2程度の初期ウ蝕にしか効果がありません。
と言うことは既にお痛みのあるウ蝕は適応外で、今までのタービンエンジン等を使った切削が必要となります。

すべての虫歯に適応できるわけではないので、歯科医に良く説明をお聞きの上処置を行って下さい。


 

口呼吸

不正咬合の原因の一つに口呼吸があります。

口呼吸によりいつもお口が開いていることから、上下の歯の間に舌が入り込み前歯が咬み合わなくなります。(開咬/open biteという症状)

また、口呼吸が習慣化すると体の細菌への抵抗力が弱くなり、かぜや花粉症の症状も悪化しやすくなります。

成長期のお子様が口呼吸をする場合、扁桃腺やアデノイドの肥大が考えられます。また、アレルギー性鼻炎等で鼻呼吸が出来ない場合もありますので、症状がひどい場合は耳鼻咽喉科への対診が必要となることもあります。

口呼吸の弊害としては 1.上記の開咬のような不正咬合の誘発 2.乾燥した空気があたってのどを痛める 3.細菌が増殖しやすくなり、風邪などをひきやすい 4.花粉症などのアレルギー症状がでやすい 5.のどが渇いて水分が欲しくなる。 肥満や食欲不振などの一因も 6.口の中が乾燥して虫歯や歯周病になりやすい 7.その他

鼻には嗅覚以外に呼吸器としての『浄化』、『加温』、『加湿』の三つの機能があります。

鼻から入った空気中の細菌が上の三つ作用で弱められ、胃に流れ落ち胃で死滅され感染を防ぎます。

のどには『浄化』、『加温』、『加湿』の作用がないので、細菌が増殖しやすく口呼吸では風邪や花粉症になりやすいとのことです。

大人の場合はかぜや花粉症で鼻がつまりやすくなることがありますので、その予防として『鼻うがい』が有効です。

『鼻うがい』の方法を記しましたので、お試し下さい。

ugai.jpgのサムネール画像

日経新聞2/3より加筆掲載

鼻呼吸を意識して、不正咬合の予防と風邪を引かないようにしましょう!

悪い歯並びの原因

 

あなたの不正咬合の原因も上の中に見つけられましたか?

詳しいことはお近くの矯正歯科専門医にご相談下さい。

矯正治療は不正咬合の原因を究明し、治療目標を設定して行く医療です。

 

 

不正咬合(悪い歯並び)の原因は大きく二つに分けられます。

○先天的(遺伝的)原因


○後天的(環境的)原因


先天的(遺伝的)原因は家系的に引き継がれた遺伝的要素です。
例えば親の顔が子供と似ているのと同じで骨格や歯の大きさが遺伝されてお顔も似てくるのです。

先天的(遺伝的)原因には
・歯とあごの大きさの差(歯が大きい、あごが小さい)
・上下のあごの成長差(あごが大きい、小さい)
・歯の数の異常(歯数が多い、少い)
・歯の形態異常(歯の形が悪い)
・位置不正
・埋伏歯
・小帯の異常などがあります。


後天的(環境的)原因は生まれた後の生活習慣(お口を使いながら)で身に付いたものです。
後天的(環境的)原因には
・悪習癖(指しゃぶり、舌癖、頬杖、何かをかむ 例:エンピツ、シーツ)
・口呼吸(扁桃腺、アデノイド、アレルギー性鼻炎によって鼻ずまりを起こしお口で呼吸する)
・歯の欠損(外傷、乳歯の虫歯)
・食生活(柔らかい食事、噛む回数が少ない)

 

・乳歯から永久歯への生え変わりの問題
・テレビを観ながら食事をする・・・片噛み : 顎変位の原因などがあります。

 


先天的(遺伝的)原因と後天的(環境的)原因が混ざり合って起こる不正咬合もあります。

また、不正咬合の原因は一つではなく、幾つもが合併している場合も多々あります。

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