歯並びの基礎知識
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顎の成長発育
歯を支えている土台は上顎骨と下顎骨です。
上顎骨と下顎骨はお顔を構成している骨の一部分です。
上下の歯並びがそれぞれ綺麗に並んでいても、骨のズレがあれば咬み合った時に上手く咬み合いません。
矯正治療を行う上で上下の顎のズレが無いかを確認することは大変重要なことです。
上下の顎骨のズレがある成長期のお子さんの矯正治療の場合、矯正治療で上下の顎骨のズレを治すことも十分可能です。
その場合注意しなければならないのは、顎骨の成長する時期です。
お顔を構成している骨はその骨によって成長する時期がそれぞれ異なります。
下のグラフは体の成長度合いを各器官ごとに表した スキャモンの発育曲線 と呼ばれているものです。
スキャモンの発育曲線では大きく分けて成長するスピードによって4分類されています。
人間の頭部の成長はその80%が5歳くらいで完了します。これは神経系型と呼ばれ、脳の発育と連動しています。
矯正歯科で扱う、上顎骨は神経系型と一般型の中間に位置付けられます。12歳頃には成長が終了してしまいます。(男女差、個人差はあります。)
下顎骨は一般型に分類され、男子で18歳頃、女子で15歳頃に成長が終了してしまいます。
特に下顎は背が伸びる時に同時に大きくなります。
発生学的に見て下顎骨は体幹(手足の骨)を構成する長管骨と同じとされています。
大腿骨などのチューブ状の骨が湾曲して頭にぶら下がっていると思っていただければ良いと思います。
ですから、男子の場合に背が著しく高くなる時期に大人っぽい顔に変わって行くのは一緒に下顎も成長して輪郭が変わって行くからなのです。
顎骨の成長する時期を上手に利用して上げれば骨のズレの改善も十分可能です。(成長期の患者さまの場合)
逆に言うと、大人の場合は顎骨成長が終了しているので矯正治療単独では顎骨のズレは治せません。歯並びだけの治療で済ますことになります。






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