歯並びの基礎知識
歯を失うと・・・

自然界に生きている動物は、歯がなくなったときが生命の終わりです。
自分で食物獲得したり、食べることができないからです。
歯は、このように食べ物をとらえたり、くわえたり、噛みちぎったりするほか噛み切る、裂く、噛み砕くなど、摂食にかかわる大切な役目を担っています。
また食べるということは人間が生きていくのに必要な栄養を取るために必要なだけでなく、人間にとって一生を通じての最大の楽しみでもあるのです。歯を失ってしまうということはこの一番の楽しみを失ってしまうということです。
また、歯には敏感な感覚があり、食べ物に砂などの異物が混じっているとすぐに気づきます。髪の毛一本でも感じ取れる鋭敏なセンサーを持っています。
食べ物の味や微妙な歯ざわり、気持ち良い歯ごたえも、自分の歯ならではの感触です。
歯を失うとその感覚が得られませんので、食事の際に美味しく感じません。
さらに、噛むことで分泌される唾液にはさまざまな働きがあり、発ガン物質の毒性を弱める効果もあることがわかっています。また、唾液には消化酵素が含まれていますので消化器官としても重要な役目を負っています。
歯の噛み合わせと脳の血管障害との間にも関連があるといわれています。
歯を失うと噛めないのはもちろん、全身の健康にも大きく影響してくるのです。




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