歯並び相談室

皆様こんにちは!Dr.コウこと大松矯正歯科院長 高 大松(コウ ダイマツ)です。歯並びに関する疑問がございましたらお気軽にお聞かせ下さい!

歯並びの基礎知識

虫歯のお話

  虫歯は生活習慣病の一種で感染症でもあることをご存知ですか?虫歯1.jpg

 

 ブラッシングの回数が少なかったり、上手ではなかったりするとお口の中に汚れが停滞します。
また、食事が不規則で頻繁に間食する方はいつも食べ物がお口に残ったままで口腔内環境の悪い状態が続きます。
生活習慣が虫歯の原因の一つの要因になるため、生活習慣病と言われるゆえんです。

感染症とは風邪やインフルエンザなど細菌やウイルス感染に伴って病気が発症するものを言います。

虫歯も虫歯菌(代表的な細菌:ストレプトコッカス・ミュータンス)の繁殖によって、
虫歯菌が出す毒素(酸)によって歯が溶解していく、感染症の一種です。虫歯2.jpg

ですから、口腔内環境を整えると言うことはお口の中の虫歯菌の数を減らすことです。

規則正しい食生活で(ダラダラ食べをやめる、間食を減らす・・・)お口の中に食べ物がある時間を減らす。
それは唾液の自浄作用や抗菌作用を最大限に生かすためです。

また、ブラッシングによってプラーク(歯垢)を機械的に除去して、虫歯菌の数を減らすという考え方です。

お口の中には常在菌といっていつも細菌たちが一定量存在しています。
それが、口腔内環境のバランスが崩れると細菌繁殖が起こり病気として症状が現れてきます。


ですから、これからブラッシングを行う時は
プラークコントロール=口腔内環境を整える=虫歯菌の数をコントロールすると言う意識でブラッシングを行って下さい。

 

最近の虫歯治療の方法に歯を削らない方法があるのをご存知でしょうか?

それはカリソルブというものです。

カリソルブ(Carisolv) はスウェーデンのメディチーム社より発売されている化学-機械的う蝕除去システムです。
薬剤によりう蝕を化学的に溶解し、手用器具にて除去を行います。
日本では薬事の許可が2007年1月に承認され、2007年11月からデニックス社から市販されています。

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以下デニックス社のサイトからカリソルブの説明を転載します。

カリソルブとは
歯の象牙質のムシ歯部分だけを除去できるシステムです。
弱い濃度の次亜塩素酸ナトリウム溶液とアミノ酸などゲル状の溶液を混ぜて象牙質のムシ歯部分に塗布すると、ムシ歯部分だけが軟らかくなります。
軟らかくなったムシ歯部分を専用のインスツルメントで除去します。


ムシ歯部分にしか作用しないので、健康な部分を軟らかくさせることはありません。
治療中専用のインスツルメントを使用して、手指で除去するので、回転切削器具のようなキーンというような音はしません。
また、回転切削器具を使用して治療するよりも、痛みの非常に少ない治療になります。


歯科用材料として厚生労働省の承認を受けており、安全性に関しても問題ないことが確認されております。


カリソルブでの治療は、痛みは極めて少ないですが、すでに痛みを伴っている場合もしくはムシ歯が神経に達している場合は、麻酔が必要になることがあります。


カリソルブでの治療では、ほとんど往来の回転切削器具を使うことはありません。
但し、歯の表面の硬いエナメル質にはカリソルブは作用しませんので、カリソルブをムシ歯に到達させるために、往来の回転切削器具でエナメル質を削ることはあります。


カリソルブでの治療は、保険適用にはなりません。保険外の治療となります。

以上カリソルブのメーカー説明です。


適応症について書かれていませんでしたので、少し補足しますと・・・

C2程度の初期ウ蝕にしか効果がありません。
と言うことは既にお痛みのあるウ蝕は適応外で、今までのタービンエンジン等を使った切削が必要となります。

すべての虫歯に適応できるわけではないので、歯科医に良く説明をお聞きの上処置を行って下さい。


 

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