なんでも相談室
歯が出ているのがコンプレックスでたまりません。(出っ歯の治し方)
質問:前歯が出ていることで、上前歯4本の部分矯正、
または差し歯にするか、で2件相談に行きました。
もし、部分矯正するなら抜歯が必要、又、
差し歯の場合は、神経をとらないといけない。
でも、歯並びはいいからもったいない、気にするほどではない、きれいな天然歯だし触らないほうが良いと言う事でした。
天然歯に勝るものはないという事は良くわかっています。
でも、笑うのも嫌なくらい私にはコンプレックスにすぎないのです。
抜歯にも神経をとるのにも抵抗があります。
何か良い方法はないでしょうか?
子供もまだ小さくまだまだ手もかかる時なので
短期間、且つ、できるだけ費用を抑えたいと思っています
矯正だと期間も費用も抑えられないでしょうし
差し歯の場合でしたら、時期に高価なものに替え
今は安価なものでも良いと思っています。
とにかくコンプレックスでならないので
私にあった良い治療法を教えてください。
答え:〇〇さまのお悩みは前歯の出っ張り(出っ歯)、上顎前突症のようですね。
上顎前突症の原因には①歯によるもの、②骨格性によるもの、③歯と骨格性の両方に起因するものが考えられます。
また、それぞれに上に問題があるのか、下に問題があるのか、その両方に問題がある場合が考えられます。
その原因によって上顎前突の治療法が変わって来ます。
成長が終了した大人の方ですと骨の成長をコントロールすることが出来ませんので
骨格性の問題を歯並びで補償して直して行きます。
大人の場合、小さい下あごを前には持ってこれませんので
上の前歯を後方へ移動することで上顎前突(出っ歯)を治して行きます。
その方法として矯正治療で前歯を後方へ下げるのか
差し歯(補綴、審美歯科)で人工的な歯を入れて前歯を下げる方法があります。
矯正治療で歯をたくさん移動させる必要がある場合には
歯列の真中あたりの歯(小臼歯)を抜いて隙間を作ってから前歯を下げていきます。
差し歯の場合には歯の角度を内側にするために
神経を抜いてそこに人工的な土台を立ててから
差し歯を作って行きます。
また、矯正治療をしてから最後に差し歯を入れるケースもあります。
それぞれにメリットとデメリットがありますので
担当医と良くご相談の上お決め頂ければと思います。
矯正治療は症状によって歯を抜かなければいけない場合があります。
歯を抜くことは矯正治療の目的ではなくあくまでも『手段』の一つです。
矯正治療の最良のゴールを設定してそれを達成するためには
歯を抜くことで他の歯を長持ちさせることができたり
全体のバランスを整えることができます。
お顔つきも整えることができます。
長い目で見ていただくと、矯正治療は一生の中での一部分の期間です。
長い人生の中での一瞬の出来事なので
良くご検討頂ければ幸いに思います。
経済的にも結果的に矯正治療と差し歯の治療ではあまり差が出ないケースもよくあります。
最後になりますが、歯並びの治療には患者さまの価値観が大きなウェイトを占めます。
また、医師サイドのアプローチにも・・・
得意な分野を積極的にお勧めする傾向がありますので
その点もご考慮頂ければと思います。




RSS




コメントする