なんでも相談室
顎変形症について
質問:顎変形症では ないかと思います。子供の頃 受け口で 矯正しました。顔が曲がっており、周りの人から指摘されます(ひどくゆがみがあります) 口腔外科を受診しようと思いますが、鼻にプロテーゼと鼻の根元に軟骨を入れています。外科手術は可能なのでしょうか? 大学病院に行く予定なので、医師の反応も気になり、気が重いです。よろしくお願いします。
40代 女性
答え:○○さまがお悩みの症状は下顎のゆがみのようですね?
小さい時に受け口の矯正治療をお受けになったようですが、
受け口の原因が骨格性の原因だと、
矯正治療単独ではその骨格性の問題を取り除くことができません。
また、成長期前に矯正治療が終了していると、
その後の成長期に下顎の成長が旺盛に出現すると
受け口が再発することもしばしばあります。
下顎の成長はある一定方向に成長していきますが、
人によっては左右にズレて成長が出てきてしまう場合があります。
骨格のズレが大きいと、顔のゆがみも顕著になりますし、
歯並びにも影響が出て来ます。
骨格のズレから来る不正咬合を総称して『顎変形症』と呼びます。
また、この顎変形症という呼び方は健康保険で取り扱う場合に
外科的手術を伴う骨格性の不正咬合を指します。
矯正治療は症状の成り立ちによって、保険適応か適応でないかが決まります。
矯正料金の保険適応は
1、唇顎口蓋裂
2、先天性の疾患に起因した不正咬合(例えばダウン症、第一、第二偲弓症候群など 十数種類の疾患)
3、顎変形症 です。
上記に当てはまる不正咬合の場合は都道府県から指定された特定の医療機関に限って健康保険で矯正治療を受けることができます。
○○さまのメールの内容では残念ながら保険でできるかどうかは判別できません。
『歯並び相談室』を主催している大松矯正歯科クリニックは東京都からの指定を受けた特定医療機関ですので
保険適応が可能な不正咬合は保険で治療を行っております。
顎変形症の治療の場合、一般的には『外科矯正』という矯正治療と外科的手術を併用した方法で治します。
ですから、口腔外科単独で行うものではないので
お近くの矯正歯科クリニックにご相談するのも一つかと思います。
外科手術につきましては鼻にプロテーゼが入っていても特段問題は無いと思います。
しかし、下顎骨単独の外科手術ではなく 、上下顎両方の手術が必要な場合には
上顎の手術範囲によってプロテーゼが問題になることもあります。
○○さまの手術範囲が上顎にも及ぶ場合には専門医のご意見を聞く必要が出て来ます。




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